スポーツ障害・外傷・交通事故治療で接骨院(整骨院)をお探しなら高松市屋島西町「まちかど接骨院」にお任せ下さい

野球肘・野球肩

痛みの原因を見つけて、未来のプレーを守ります

小学生から中学生へと成長する時期に、肘や肩の痛みを訴えるお子様は特に注意が必要です。
まだ成長段階にある身体を無理に使い続けると、症状が悪化し、長期間プレーを離れなければならないケースもあります。

実際には、痛みが出ていなくても症状が進行していることもあるため、早期発見・早期治療が非常に重要です。
当院では、最新のエコー機器を使用して骨・靭帯・筋肉の状態を詳細に観察し、LIPUS(低出力パルス超音波)や立体動態波などの先進的な治療機器を用いた施術を行っております。

「少しでも長くプレーを続けてほしい」そんな想いで、一人ひとりに合わせた丁寧なサポートを行っています。

野球肘

外傷歴がなく「ボールを投げると肘が痛い」という症状は、いわゆる「野球肘」に該当し、投球動作の繰り返しによって生じる慢性的な障害です。主な原因としては、投球数の多さによる疲労の蓄積、いわゆる「使いすぎ」や、非効率的な投球フォームが挙げられます。

特に成長期の子どもは、骨の成長線にある骨端骨軟骨が障害を受けやすいという特徴があります。発生部位としては、内側、外側、後方に分けられますが、その中でも内側の障害が最も多く、圧倒的な割合を占めます。実際、1万人以上の少年野球選手を対象としたアンケート調査では、内側障害が全体の6割以上を占め、外側および後方は2割弱にとどまったとの報告があります。

そのため、内側の痛みが出る前に障害を早期に発見し、適切な予防策を講じることが、将来的な野球人生に大きな影響を与えると考えられます。仮に内側に痛みが出た場合でも、外側や後方への波及を防ぐため、早期の治療と対策が重要です。

野球肩

小学生から中学生にかけては、成長軟骨がまだ柔らかく未成熟なため、繰り返される投球動作によって上腕骨近位部にある骨端線(成長線)に負荷がかかり、炎症や軽度のずれ(骨端線離開)が生じることがあります。

原因としては、「投げすぎ」や「休養不足」、そして「フォームの未熟さ」などがよく挙げられます。軽度の場合は数週間の投球禁止で痛みが治まることが多いですが、骨端線にズレが生じている場合は、数か月間の投球中止が必要になることもあります。野球少年が「肩が痛い」と訴える場合は、まずこの成長期特有の骨端線障害を疑うことが大切です。

このような障害は野球に限らず、オーバーハンド動作が多い競技──バレーボール、ハンドボール、テニス、ソフトボールなどにおいても、繰り返しの動作によって成長期の骨端線に負担がかかり、同様のリスクが生じます。

当院での治療内容

STEP
問診・視診・触診

症状確認はもちろんのこと、ポジション、投球頻度、休息、既往歴など現在の状態に至るまでの歴史を詳しくお聞きします。

STEP
可動域等チェック

まずは、原因となりうる関節の可動域、体幹の安定性、そして投球フォームのチェックを行います。フォームを無理に矯正するのではなく、肘や肩に過剰な負担をかけている要因を的確に見極めることが大切です。そのうえで、柔軟性の向上や筋力の強化を通じて、自然なかたちでフォームの改善につなげていきます。

STEP
エコー(超音波観察装置)による観察

最新エコーを使用し、レントゲンやCTでは見えにくい軟部組織を細かく映し患部の状態を観察します。また動かしながら内部の動き(筋肉、腱など)をその場で確認出来る利点があります。

エコーは体に針を刺したり放射線を使ったりせず、装置を肌に直接当てるだけで痛みがなく安全性が高い観察装置です。

STEP
治療

急性期には、アイシングを基本とし、ES-5000(電気刺激治療器)を併用して患部の炎症を抑えます。痛みが軽減してきた段階では、温熱療法が可能な超音波治療器やES-5000、さらにLIPUS(低出力パルス超音波)を用いて、組織の修復と治癒の促進を図ります。

STEP
再発防止

再発を防止するために、自宅で出来る柔軟運動や体幹トレーニングなどセルフケア指導をします。

「未来のプレーを支えるために、今のケアが大切です。私たちと一緒に改善を目指しましょう!」

些細な事でもご相談お待ちしております。